
2006年08月23日 「クライマックス」
「人生は小説よりも奇なり」、私の人生のクライマックスはいまだ見えません。それは、昨日にもあったし、一昨日、十年前にもあったような気がします。みどりはご存知のように三十○歳。龍は18歳。優しい子供たちに育ってくれたと言えないことはない。が、会話の途中で、全身の血が一瞬にして足元の深いところに堕ちる瞬間もあります。二人の子供達もきっと私の発する言葉から同じような思いをしていることでしょう。と、同時に、こんなところでブログに登場できるのも、常に「みどりさんのお母さん」、「龍ちゃんのお母さん」と前置詞つきで椅子を勧められるのも感謝しています。「子の七光り」とでも言うのでしょうか。これがなかったら、全く私の生きてきた残骸はありませんね。
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